Akamai dots background

福島県

福島県、アカマイ Dynamic Site Delivery の採用で、 災害などの緊急時でも必要な情報を提供

アカマイのソリューション導入後に2460万回(通常の15倍以上)ものアクセスを記録した日がありましたが、問題なく情報提供を行うことができました。

企画調整部 情報政策課 主任主査 遠藤 仁氏 , 福島県

震災後にアクセスが集中、サーバーがダウン

2011年3月11日に発生した東日本大震災で、福島県は大地震や大津波、また原子力発電所からの放射能汚染などによる甚大なる被害を受けました。震災後の県のホームページでは情報を得ようとする72万世帯、200万県民、また県外や世界中からのアクセスが集中し、3月15日未明から既存の負荷分散装置では処理できずサーバーがダウンする事態が発生しました。15日のログには1560万回のアクセスが記録されており、 これは震災前平均の約10倍となります。

安定したホームページを運用していくために

アカマイは緊急復旧支援施策として、「東日本大地震 緊急配信無償提供プログラム」を実施し、福島県へは震災直後から同プログラムをご提供いたしました。アカマイのソリューションを導入することにより、ホームページへのアクセス集中によるサーバー運用の停止などのリスクを回避できると共に、人命などに関わる重要な情報や、被災地から現在避難されている方々にとって、極めて重要・有益な情報を迅速かつ安定的に提供できることになります。同プログラムによるサービスは2011年を以って終了しましたが、福島県庁では緊急時において、情報提供、情報収集、情報共有、コミュニケーションが停止しないようにすることがとても重要であり、ホームページの安定した運用が今後の災害対策として必要だと 判断し、正式にアカマイのソリューションを導入するに至りました。

「福島県として情報提供が止まってしまうことはあってはならないことで、県がホームページで情報提供することは当然のことだと思っています。当然のことを当然のようにできる事が重要です」と、福島県 企画調整部 情報政策課 主任主査 遠藤仁氏は語っています。

導入の決め手となった「Dynamic Site Delivery」

このたび福島県による正式な採用が決まったアカマイのソリューション「Dynamic Site Delivery」は、主に画像・映像・Flash等も含むエッジサーバーへのキャッシュ効果が高い静的コンテンツ配信サイト向けに、負荷分散・高速化・通信安定化等を実現するための機能を組み合わせたパッケージサービスです。アクセスが集中する福島県Webサイト内のコンテンツは、アカマイの超分散型ネットワーク「Akamai Intelligent Platform™」内にあるエンドユーザーに最も近いアカマイサーバーにキャッシュされそこから配信されることになります。これにより、オリジンサーバーへの負荷を大幅に軽減し、パフォーマンスの飛躍的な改善が可能となり、安定的なシステム運用と快適なコンテンツ配信を同時に実現します。また、稼動状況の監視、警告、レポーティングの提供、 ログの配信等の豊富な運用管理機能も採用いただいた理由のひとつに挙げられています。

今後、福島県のホームページでは、いついかなる時も安定的に福島県から県民間への情報提供を行なうこと、そして、世界に向け震災の教訓と福島県が復興していく姿を伝えていくことが可能となりました。

「震災直後、ホームページの運用をどのようにしようかと悪戦苦闘しているなかアカマイからの提案があったときはまさに救世主と思いました。アカマイのソリューション導入後に2460万回(通常の15倍以上)ものアクセスを記録した日がありましたが、問題なく情報提供を行うことができました。」
- 福島県 企画調整部 情報政策課 主任主査 遠藤 仁 氏

「福島県は最先端テクノロジーを駆使した先進的な県を目指しているわけではありませんが、堅牢なIT基盤の導入を含め県民にとって必要なものについてはできる限りのことをしていきたいと考えています。」
- 福島県 企画調整部 情報政策課 課長 大山 一浩 氏