CDN サーバー

CDN サーバーは、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)とも呼ばれるコンテンツ・デリバリー・ネットワークを介して、テキスト、画像、動画、音声などのリッチ・メディア・コンテンツをインターネットユーザーに提供します。 これらの特殊なサーバーを地理的に広範囲に分散して配置することで、コンテンツを複数の場所でキャッシュし、コンテンツデリバリーを高速化することができます。

CDN サーバー上でのキャッシングによってコンテンツ配信が高速化される仕組み

CDN サーバーがコンテンツをキャッシュすると、アクセスを効率化するために、静的テキスト、画像、音声、および動画の複製が保存されます。 しかも、キャッシングを行うのは 1 つのサーバーだけではありません。 コンテンツ配信を最速化するために、ネットワーク内の複数のサーバーにコンテンツの複製が保存されます。 利用者がコンテンツをリクエストすると、最寄りのウェブ・キャッシング・サーバーがリクエストに対応します。 これにより、リクエストを遠くのコンテンツソースへ転送する必要がなくなるため、処理時間が短縮されます。 最寄りの CDN サーバーのキャッシュからエンドユーザーに直接コンテンツを提供することで、オリジンサーバーやネットワークプロバイダのコア・ネットワーク・インフラでもトラフィックが軽減されます。

帯域幅消費の激しいリッチ・メディア・コンテンツをいつでもどこでもどのデバイスからでも、安定したパフォーマンスで利用したいというユーザーが増えるにつれ、CDN サーバーテクノロジはさらにその重要性を増しています。 例えば、モバイル・クラウド・コンピューティングを利用した動画オンデマンド(VOD)は、場所や時間を選ばない便利さが受けて急速にその市場を拡大しています。 場所や時間に縛られた動画コンテンツ視聴をユーザーが受け入れる時代は終わったのです。

消費者ニーズの高まりや競争の激化に直面しているネットワーク・サービス・プロバイダにとって最善のソリューションは、VOD サーバーを組み込んだ独自の CDN を展開することです。 自社専用のリッチメディア CDN を展開することで、事業者は新たなサービスを提供し、既存顧客の維持率や新規顧客の獲得率を改善することができます。

アカマイの CDN サーバーソリューション

今日のネットワーク・サービス・プロバイダは、独自の CDN サーバーテクノロジを展開して、ストリーミング動画カタログやモバイルデバイスの検出、最適化などといった付加価値サービスを提供することが、利用者のロイヤルティ向上や、新たな収益の獲得につながることに気づき始めています。 Akamai Network Operator Solutions を使用すれば、事業者は業界トップクラスの CDN サーバーテクノロジをすばやく、かつコスト効率よく導入することができます。

  • Aura Lumen は、ライセンス型の CDN サーバーソフトウェアです。市販の商用ハードウェアや仮想マシン(VM)上で実行できるので、コストを節約できるほか、インフラの柔軟性改善にもつながります。 Aura Lumen のソフトウェアコンポーネントには、コンテンツデリバリー用の HTTP キャッシングのほか、トラフィックのインターセプトやリダイレクトが含まれており、コアインフラのオフロードに効果をもたらします。
  • Aura Spectra は、アカマイが管理するセキュアなクラウド環境内で CDN サーバーテクノロジを展開できる SaaS(Software-as-a-Service)ソリューションです。Aura Spectra を使用すれば、事業者は導入時の設備投資コストを減らし、タイムツーマーケットを短縮することができます。

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