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Audi AG

高速化されたウェブコンテンツで世界中の顧客とディーラーの期待に応える Audi AG

「Audi では、Akamai は当社内ウェブセンターのインフラにとって、拡張性に優れる延長部分であると考えています。また、当社だけの力では実現不可能な、質の高いウェブパフォーマンスを実現できるのは Akamai のおかげです。」

Christian R 氏 , AUDI AG

状況

Audi AG は、自動車業界のプレミアムブランドです。このインゴルシュタットの自動車メーカーの成功は、モデルの品質と優雅なデザインによるだけでなく、強いブランドの存在感のおかげでもあります。この企業のウェブサイトは、顧客と Audi ブランドを情緒的に結び付けるのに大切な役割を果たしています。ブランドポータル (www.audi.com)は、特にインターネットユーザーと企業を結び付ける機能を果たし、毎月約 100 万人がアクセスします。

課題

2002 年、ドイツで一元的にホストされていたウェブサイトのパフォーマンスが、世界中のさまざまな場所に拠点を持つ同社によって設定された高い品質の基準に達していないことが明らかになりました。「世界中のさまざまな市場でロード時間が非常に長く、高速で信頼性の高い自動車を表す Audi ブランドと、画像の表示が矛盾していたのです」と、AUDI AG のオンラインマーケティングと顧客ポータルの担当者である Christian R 氏は説明してくれました。特に、Audi のコアマーケットである、米国、ラテンアメリカ、アジアの見込み客へのコンテンツの配信に非常に長い時間がかかっていたのです。たとえば、韓国の場合、国中のほとんどがブロードバンドネットワークで接続されていたという事実にもかかわらず、audi.com のページを開くのに 80 秒以上待つ必要がありました。

目標

Audi のウェブの存在感を高めるには、次の 4 つの主要な要件を満たす必要がありました。

  • 時間とコストを重視したアプローチでウェブインフラストラクチャを維持する
  • 世界中のユーザーに対するサイトの応答時間を向上させる
  • マーケティングキャンペーンとストリーミングビデオをサポートする
  • コンテンツ管理システムのパフォーマンスを向上させる

Akamai を選んだ理由

複雑で高価すぎる分散ホスティング

アジアと南北アメリカにあるコンピュータセンターにウェブホスティングを分散して設定するよりも、ウェブコンテンツを Akamai にアウトソースする方がはるかに経済的でした。分散されたコンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)ソリューションでは、コストの配慮と、そのコンセプトの導入に時間がかかるという事実を別にしても、一元化の 1 つである同社の IT 戦略と矛盾したものになったでしょう。

実績あるソリューション

初日からサービスが好調だったため、Akamai のパフォーマンスソリューションは説得力のあるものになりました。「弊社は、独立したパフォーマンステストによって、Akamai のサービスが当社のグローバルウェブの存在に与えた効果を明確に示すことができました」と Christian R 氏は語りました。これは、決して簡単なテストではなく、Akamai がウェブページの配信を世界中で無事に引き継いだことを示す、広範かつ実際のデモンストレーションでした。最初の Akamai のウェブサイト高速化プロジェクトの結果は、非常に素晴らしいものでした。Audi の担当者は、Akamai ソリューションの統合が容易であることに感心しました。たとえば、韓国でアクセスされたウェブページのロード時間は、以前のほぼ 10% である 7~8 秒にまで短縮しました。 ウェブコンテンツは圧縮されるため、ブロードバンド接続を利用しないユーザーでも、許容時間でページをロードできました。

Audi A3 の売り込み

2003 年 4 月、プロジェクトの第 2 段階で、Akamai は新しい Audi A3 キャンペーンに対応したサイトの配信を開始しました。この新モデルは膨大な数のイノベーションを取り入れており、Audi はさまざまなチャネルを通じてこのことを同時に伝えようとしました。広告キャンペーンは、テレビ、印刷物、インタネット要素で構成されていました。豊富なウェブ・マーケティング・パッケージの特徴に、ストリーミングビデオを使用し、新しいモデルの資料とテレビコマーシャルをオンラインでダウンロードする機能があります。

Audi は、ネットワークインフラストラクチャが、想定される注目度の高まりに対応できるかどうかを心配しました。この場合も、アジアや米国にデータセンターを追加設定することは経済的に不可能でした。その代わり、ピーク時の負荷を Akamai のロードバランシングソフトウェアが吸収したのです。このソフトウェアにより、Akamai はクライアントのシステムの負荷を自動的に監視し、必要に応じてウェブサーバーをオンデマンドで、追加で割り当て、ネットワークトラフィックを制御することができました。この決定は正しいものだと証明されました。システム管理者はピーク時のデータトラフィックが 260M ビットに達したことを記録しました。この負荷は、Audi のウェブセンターの設計で処理できるものではありません。Akamai の支援によって、Audi のキャンペーンは 1 年間にわたりネットワークの不調をまったく起こさずに続きました。

理想のクルマを数回クリックするだけで

2003 年 12 月から Akamai は、見込み客が理想の自動車をオンラインで組み立てることができる、Audi のモデルコンフィギュレーターを配信しています。Audi の「標準コンフィギュレーター」は、Akamai ソリューションで高速化され、ウェブサイトの訪問者は数回クリックするだけで新しい自動車の第一印象を得ることができます。「拡張コンフィギュレーター」には、希望するオプションの組み合わせが可能であるかどうかを確認するなどの追加機能が用意されています。ユーザーがどんな構成を選択しても、Akamai のウェブ高速化ソリューションにより、数回クリックするだけで理想の自動車ができるのです。

輸入業者に対応した高速で信頼性の高いウェブの存在

Audi と Akamai の最新のプロジェクトは、自動車メーカーのディーラーネットワークに関するものです。Audi には、世界中のコンテンツ管理システム(CMS)を提供し、輸入業者を支援する独自のウェブが存在します。この場合も、CMS ソフトウェアの「Day Communique」の分散ホスティングは、見積もられた統合コストが高く、複雑なために選択肢になりませんでした。「Akamai は再び独立したパフォーマンステストをプロジェクトに適用して、コンテンツの一部の配信を Akamai ネットワークに処理させる価値があることを示すことができました」と、Audi の Aslund 氏は語りました。

このプロジェクトで、Akamai はさまざまな国の Audi の輸入業者が独自に現地のウェブサイト向けにコンテンツを作成できるようにしました。データはウェブのインタフェイスから入力され、ドイツにある Audi のウェブセンターで処理されます。ページレイアウトのテンプレートが Audi によって定義され、コーポレートアイデンティティが各地のバリエーションでもそのまま保たれるようになっています。ウェブページの画像は Audi の中央データベースに格納されており、この場合も Akamai によって配信されています。この方法で、CMS システムを使用したページの作成が簡単で迅速になりました。ウェブベースの CMS を高速化するために、Audi は Akamai の Web Application Accelerator を採用しました。「インターネットプロトコルは、データパケットがウェブを通じて最適なルートを経由することを自動的に保証しません」と、Manfred Fochler 氏は説明しました。「世界で最も重要なネットワークを利用しているからこそ、当社は非常に効果的で高速なルートを使用してエンドユーザーにコンテンツを配信できるのです。」Akamai の「Sure Route」テクノロジーを使用して最適なルーティングを確立すると、たとえば、ヨーロッパからアジアまでのデータの移動が最大 40% 速くなります。

Audi と Akamai – 定評のあるパートナーシップ

今日、Audi のウェブページのすべてのコンテンツの約 80% が Akamai によって配信されています。Audi サーバーから直接インターネットユーザーに移動するデータはわずか 5 分 1 です。「Audi では、Akamai は当社内ウェブセンターのインフラにとって、拡張性に優れる延長部分であると考えています。また、当社だけの力では実現不可能な、質の高いウェブパフォーマンスを実現できるのは Akamai のおかげです」と、Christian R 氏は語ってくれました。今日までの協力を基に、Audi はウェブアプリケーションをすべて Akamai のコンテンツ・デリバリー・ネットワークに誘導することを目指しています。Aslund 氏は続けます。「Akamai のテクノロジーは、まさに Audi のスローガンである『Vorsprung durch Technik(技術による先進)』そのものです」