本田技研工業株式会社

1ソース マルチデバイスのコンテンツ提供を可能にし、Webサイトのグローバル、モバイル対応をアカマイで実現

Webサイトのグローバル、モバイル対応をアカマイで実現

"最近は、スマートフォンとソーシャルメディアの普及により、お客様のWeb閲覧環境が多様化し、1つのURLが様々なデバイスで表示されるようになりました。アカマイの導入によって、1つのURLで、多様化するデバイス毎に最適なページを表示でき、効率的な運用を図れるようになりました。"

主幹 治部袋 賢治氏 , 広報部 Web・社内広報ブロック , 本田技研工業株式会社

多様化するデジタルデバイスへの対応

お客様に夢と一層の喜びをお届けするべく、二輪車、四輪車、汎用製品、さらにはHondaJetという多岐にわたる製品をグローバルに展開している本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)。同社の広報部Web・社内広報ブロックでは、社内報に加え、お客様を対象にした日本国内向けのサイトと全世界へ英語で情報発信を行うグローバルサイトの運営を行っている。

アカマイ導入以前、ホンダは、スマートフォンやタブレットなどモバイルデバイスの世界的な急増を受けて、「いかに効率的に、デバイスごとに最適化されたホームページを制作するか?」を模索していた。

この課題に対し、アカマイを導入することで、新製品の発売やキャンペーン開始時の急激なアクセス増加に対応するとともに、多様化するデジタルデバイスへの最適化表示、これに加えて表示の高速化(約3倍)を実現することができた。

「ソーシャルメディアの普及がWebサイト運営に大きな変化をもたらしました」と話すのは、同ブロックの主幹である治部袋賢治氏。HondaのWebサイトのURLがFacebookやTwitterといったソーシャルメディア上でシェアおよび拡散されることが多くなり、1つのURLが様々なデバイスで参照されるようになった。これまではPC、スマートフォン、フィーチャーフォン向けにそれぞれ別のサイトを構築して提供していましたが、お客様の利便性がよいとは言いがたいと感じていました。」

「また、ワールドワイドのサイトも日本のサーバーにあるので、全世界からスマートフォンでのアクセス速度の改善が必要でした。」(石橋直正氏)

ホンダでは、こうした課題を解決するために、コンテンツ配信システムをIon Premierへアップグレードするとともに、モバイルネットワークの状況に基づき、画像を動的に圧縮する機能であるAIC (Adaptive Image Compression)及び、ディスプレイサイズ、OS、ブラウザなど、アクセスしてきたモバイルデバイスの種類や特徴を判定して最適化するEDC (Edge Device Characterization)を導入した。

EDCとCMSを連携することにより、1ソースマルチデバイスのコンテンツ提供が可能になった。従来CMSではリクエスト毎にデバイスに依存したコンテンツを返す仕組みとなっていた為、大量のアクセスには耐えられない事が懸念されていた。EDC導入後、CMSはEDCが判定したデバイス属性をもとにコンテンツを返し、アカマイでは同一URLでもデバイス属性毎にキャッシュ可能となったため、大量のアクセスに対応可能となった。

アカマイのユーザー同士で情報を共有

ソリューションの選定については、アカマイから提案があったほか、アカマイのユーザー同士による情報共有の場も参考になったという。「しばしばアカマイ主催のカンファレンスに出席させていただいているのですが、そこには複数のグローバル企業のユーザーも出席しています。他社の成功や失敗事例だけでなくWebに関する様々な情報交換ができ、Webサイト全般に対する方針決めを決定する上での多くの知見を得ることができました。アカマイは製品の品質だけでなく、このようなコンサルテーションを受けられるのが他社との差別化でもあると感じています。」(治部袋賢治氏)。

更新作業が1回で済むようになり、SLAも100%を実現

アカマイとHondaのシステム担当エンジニアと円滑な情報共有によりCMSとの連携も順調行われた。同ブロックの主任である谷口慎介氏は、「これまでパソコン用、モバイルデバイス用にサイトを用意していましたが、1つのコンテンツで様々なデバイスへの対応が可能になったことで、管理するサーバー数も削減できました。」 (谷口慎介氏)。