株式会社さとふる

「Image Manager」で、 約60%の圧縮率を実現。高画質を維持しながら、ウェブサイトのパフォーマンスとCVRが向上

課題:お礼品の高解像度画像がサイトの速度低下を招く

ふるさと納税サイト「さとふる」は画像を多く使用しており、さとふるのトップページの画像数は100点ほど、各ランキングページの表示は30点ほど、サイト全体の画像数は3万点以上にもおよぶ。こうした画像は、自治体およびお礼品の魅力を伝えるため“きれいに、美味しそうに”表示させなければならない。これに関しては、自治体はもちろん、社内のWeb製作チームからの要望でもある。しかし、きれいに見せるには、ファイルサイズが大きい高解像度の画像が必要となるため、重いサイトになってしまう心配がある。実際、表示時間を計測してみると、標準的なサイトよりもかなり時間がかかっていることが判明。マーケティングの視点からは、改善が必要な重要課題と認識されるようになっていた。

とくに表示速度の影響を受けていたのはモバイルだという。「モバイルユーザーのアクセスに対して、CX/UXの提供がカギになるのは承知していました。しかし、お礼品目の入れ替えが頻繁で、デバイスごとの細かい画像最適化を行う余裕はありませんでした。そもそも、画像の最適化を人間の手による運用で解決するのは難しい。なぜなら人によってスキルが違いますから、属人性が高まってしまう懸念がありました。さらに、外部からの要望に左右されてしまうかもしれません。我々としては、人の判断にたよらないシステムによる一律な画像変換、つまり、画像を機械的処理で制御する方法を解決策として求めました。」(青山氏)

ソリューションの選定経緯:各種自動圧縮ツールとアカマイのImage Managerを検証

さとふるでは、まず、大量にある画像ファイルを自動圧縮ツールによって圧縮することを検討。さらに、CDNとWAFを導入していたアカマイに画像変換ソリューションの有無を問い合わせた。そこで紹介を受けたのがImage Managerだった。
「アカマイのCDNおよびWAF導入前は、トラフィックが殺到する年末の時期にWAFがボトルネックになるのが悩みでした。昨年末のトラフィック量は例年の数倍まで達しましたが、アカマイのCDNとWAFにより動作は安定。安心して運用することができました。そんな世界のビジネストラフィックの配信で圧倒的なシェアとデータ量を誇るアカマイだから、当社に最適な画像変換ソリューションを有しているのではないかと思った次第です。」(青山氏)

導入の決め手:導入・運用のしやすさと圧縮率の高さでImage Managerを導入

さとふるでは導入するソリューションを選定するため、以下2つをポイントに画像圧縮ツールとImage Managerの検証を行った。

<導入・運用のしやすさ>
画像圧縮ツールはシステムにソフトウェアをインストールしなければならないが、Image Managerはクラウドのサービスのため、とくに何もする必要はなかった。「すでにアカマイのCDNとWAFを利用していたため、導入に必要だったのは申込書記入の手間くらい。普段通り、Webサーバーに画像をアップするだけで自動的に画像最適化がなされるという運用性は大きな魅力でした。」(青山氏)

<圧縮効率>
「比較を行ったところ、Image Managerは全体的に60%ほどの圧縮率を得ることができました。これは、他のツールよりもかなり大きな圧縮効果です。しかも、Image Managerはモバイルのブラウザはもちろん、デバイス別に画像を最適化して表示させることができます。」(青山氏)
これにより、さとふるでは当初予定していた4週間の評価期間を待たずに、半分の2週間でImage Managerの導入を決定した。

導入効果:高画質を維持しつつ、サイトのパフォーマンスとCVRが向上

Image Manager導入に加え、SEO対策やUI改善などを同時に行ったことで、以下の効果を得ることができた。

<Google PageSpeed Insightsの数値で見える明らかな速度向上>
Image Manager導入前は、重い画像の読み込み時間がかかっていたため、Webサイトのパフォーマンスを数値化するGoogle PageSpeed Insightsでの値が悪かった。しかし、Image Manager導入以降はこの数値が大きく改善。これにより、「経営層を含む社内への説明に対し、Google PageSpeed Insightsによる数値を適切で明確な情報として利用できました。」(青山氏)

<CVRの向上>
「モバイルにおけるパフォーマンス改善、オンライン広告などからの流入により、昨年と比較して明らかなCVR向上の効果が出ています。」(青山氏)

<ユーザー目線での高画質表示>
さとふるの社内には元画像、加工後画像、配信後画像の3つの画像が保管されている。3つを同時に見比べれば当然ながら差異はあるのだが、そのなかで一時期、「毛ガニ問題」という論争があった。毛ガニの配信後の画像を見ると「毛の部分が粗いのではないか」という指摘から起こったのだ。
「Image Managerでの配信後画像を見ると、確かに毛ガニの毛の部分が粗いように感じます。 しかし、実際のところ、ユーザーである寄付者からの指摘はまったくありません。ようは見比べて初めて分かる程度のもの。一般的なユーザーの目線からすると、十分にきれいな画像で配信されているのです。」(青山氏)

今後の展望:アカマイにはセキュリティ対策でも期待

さとふるは寄付金を扱う公共性の高いサービスを提供している関係上、セキュリティには十分な対策を行っている。さらに、常に新しい脅威にも気を配り、それに対応するセキュリティ対策の情報収集および強化に余念がない。

「セキュリティ関係の新しいソリューションは、常に導入していかなければならないと考えています。アカマイには、強力なセキュリティ対策のソリューションがあると伺っていますので、ぜひ導入を検討したい。これからもパートナーとしてのご支援を期待しています。今後もよろしくお願いします。」(青山氏)



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