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エッジの活用

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Written by

Renny Shen

April 21, 2022

Renny Shen は、Akamai で Senior Product Marketing Manager として、クラウド・セキュリティ・ソリューションを担当しています。エンタープライズ市場向けのテクノロジーソリューションの構築およびマーケティングに関して 15 年以上の経験を有し、そのうち 7 年間は F5 Networks に勤務。それ以前は創設まもないスタートアップ企業数社で働きました。

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「エッジでの構築」と聞いて、あらゆるデバイスが驚異的な演算能力を備え、大量のデータを処理できる、SF のような世界を想像する人も多いかもしれません。その想像が現実になりつつあります。現在、ワークロードをエッジに移行して、エッジのメリットを活用するケースが増えています。とは言え、大量のリソースを必要とするワークロードについては、エッジ移行はまだ現実的ではありません。移行可能なワークロードについては、エッジに移行することで、ユーザーと開発者のデジタル体験を変革できる可能性があります。

2022 年 4 月の プラットフォームアップデートにより、開発者は EdgeWorkers 機能をより簡単に作成、実行、デバッグできるようになりました。

●  EdgeWorkers が Visual Studio Code IntelliJと統合したことにより、慣れ親しんだ統合開発環境で EdgeWorkers 機能を作成、変更、アクティベートできるようになりました。これにより、開発者は一元化されたエンドツーエンドの作業環境を獲得できるため、各機能を異なる環境で開発する必要はありません。   

● DevOps チームは、 Akamai Terraform プロバイダーを使用して、EdgeWorkers 機能のプロビジョニングと管理を実行できるようになりました。他の Akamai 製品と組み合わせることで、開発者は Akamai のインフラをより簡単に管理できます。GitHub での Akamai Terraform の使用方法、Hashicorp でのドキュメントの表示方法、および設定の管理方法については、 Terraform のサポートページ をご覧ください。

● DataStream 2 を使用して、 EdgeWorkers 機能の使用と実行に関する詳細をリアルタイムで把握できるようになりました。ヒープ使用率、CPU 時間、実時間などの重要指標に加え、実行時間やエラーに関する詳細な知見を確認できます。

また、Akamai EdgeWorkers をさまざまな 一般的なユースケースで使用して、エッジをより有効に活用するための新機能も導入しています。アップデートには次のような内容が含まれています。

リソース階層の上限の引き上げ によって、より大規模かつ複雑な機能を構築および実行できます。Basic Compute 階層と Dynamic Compute 階層では、初期化中の最大 CPU 時間を 60 ミリ秒、実時間を 200 ミリ秒に引き上げました(これまでの 2 倍)。さらに、Dynamic Compute 階層では、すべてのイベントハンドラーの実行中における HTTP サブリクエストごとの最大実時間を 1 秒から 1.5 秒に増やしました。 

●  Standard TLS を使用するお客様 もサポートしています。これにより、EdgeWorkers を使用して、従来のアプリケーションや Web サイトだけでなく、セグメント化された複雑な動画ストリーミングも配信できるようになります。

試用

EdgeWorkers の試用がこれまで以上に簡単になりました。新しい「Hello Akamai!」では、プロトタイプサンドボックスを試用できます(図 1)。Web アプリケーションには、さまざまサンプルが含まれており、ジオロケーションや Cookie などに基づいてコンテンツをカスタマイズできます。お名前とメールアドレスを Hello Akamai! にご登録いただくと、本稼働時にお知らせいたします。

 

 図 1:新しい「Hello Akamai!」では、Akamai EdgeWorkers をこれまで以上に簡単に試用可能 図 1:新しい「Hello Akamai!」では、Akamai EdgeWorkers をこれまで以上に簡単に試用可能

さらに、独自の EdgeWorkers 機能を作成する開発者向けに、EdgeWorkers のレシピを紹介する技術文書を用意しました。サンプルコードとその内容について明確かつ簡潔に説明したレシピを用いて、独自の機能を簡単に開発できます。

Akamai がサーバーレスのエッジコンピューティングを推進してきたのは、それが最も理に適った判断だと考えてきたためです。Akamai は常にお客様のエッジとしての役割を果たしてきました。エッジは Akamai の DNA です。このエッジでの経験を生かして、お客様のアプリケーションアーキテクチャ変革を支援しています。しかし、エッジは始まりにすぎません。

今後の展望 

今週はプラットフォームアップデートに関するニュースをさらにお届けする予定です。信頼できるデジタル体験を実現するために、Akamai がどのように進化する脅威を予測し、防御を適応させているのかについてご紹介します。また、従業員のセキュリティ確保につながる Akamai のゼロトラスト製品にも焦点を当てます。さらに、今後の展望についても見ていきます。Akamai はもはや、エッジを提供するだけの企業ではありません。より強力なデジタル体験を構築できるよう、お客様を支援しているのです。

 



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Written by

Renny Shen

April 21, 2022

Renny Shen は、Akamai で Senior Product Marketing Manager として、クラウド・セキュリティ・ソリューションを担当しています。エンタープライズ市場向けのテクノロジーソリューションの構築およびマーケティングに関して 15 年以上の経験を有し、そのうち 7 年間は F5 Networks に勤務。それ以前は創設まもないスタートアップ企業数社で働きました。