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ミサワホーム株式会社

サイト表示速度を劇的に改善 トップページのレスポンス時間は約45%削減

ミサワホーム株式会社(以下、ミサワホーム)は、戸建住宅、不動産、土地活用、賃貸経営、リフォームなどを手がけるハウスメーカー・不動産会社である。戸建住宅の設計、販売、施工が有名であるが、マンション事業、介護施設や医院開業など、様々な事業を手がける。

同社は、2017年10月で50周年を迎えた。50年前の1967年以降、南極・昭和基地に居住棟や管理棟、自然エネルギー棟など延べ約5,900㎡、36棟を建設していることでも知られる、歴史ある企業だ。

高品質画像を多用し視覚的にアピールするサイト その表示速度が劇的に改善
「当時、まだ問題意識は薄かったものの、Webサイト表示は十分速いとは言えませんでした」と振り返るのは、ミサワホームのWebサイト運用を預かるメディアエムジー株式会社(ミサワホームグループ会社)担当部長の佐原 武夫氏だ。

Webの表示速度に影響を与えていたのは、商品を訴求するための多数の高画質の画像だった。ミサワホーム 営業企画部 宣伝・Web企画課 主任の原 亮太氏は「戸建住宅などの事業では、インテリアや外観の写真が多くなります。視覚的にアピールする要素が強いため、商品写真の品質も重視します。結果として、サイズの大きな画像が多くなり、かなり重いサイトになっていました」と話す。

ミサワホームのWebサイトは、アカマイIonおよびImage Managerの導入により、表示速度が劇的に改善した。トップページのレスポンス時間は約45%削減し、2秒以上の短縮となった。特に効果が顕著だったのは、同社の戸建住宅ラインナップ「CENTURY(センチュリー)」のモバイル向けサイトだ。Image Managerによる動的な画像最適化の結果、画像も含めたコンテンツサイズは約68%削減した。レスポンス時間にいたっては8秒以上短縮できたという。モバイルアクセスが6割を超える同社サイトに、大きな効果をもたらした。

アカマイのコンサルティングを活かして、サイト全体を見直す
ミサワホームは、Web高速化に取り組む中で、アカマイのコンサルティングを有効に活用した。サードパーティコンテンツの読込みがどの程度表示速度に影響するかなど、Web高速化の観点からさまざまなアドバイスを得たという。「企業では、Web運用を長く続ける中で、担当者が変わることがあります。タグひとつとっても、前任者に確認しないと外してよいか判断しづらく、そのままになることがあります。今回、アカマイのコンサルティングをきっかけに、サイト全体を見直すことができました」と、ミサワホーム 情報システム部 システム企画課 主幹の相馬 康幸氏は話す。

さらに、嬉しい副産物もあった。「新たなコンテンツを作る際、画像サイズ等に配慮するなど、Web速度も考慮するようになった」という。「アカマイの導入が、Web運用チームの意識改革につながりました」(相馬氏)。

データセンターの負荷を30%以上軽減、さらに構成見直しで運用コスト削減も狙える
ミサワホームが管理するWebサイトのオリジンサーバは、オンプレミスで運用されている。「今回の導入で、データセンターのトラフィックが30%以上も削減されました。多いときには、50%近く削減されることもあります」(佐原氏)。アカマイのキャッシュサーバがコンテンツを代理配信することで、Web速度を劇的に改善するだけではなく、オリジンサーバのトラフィックも大幅に削減できたのだ。

このことは、オリジンサーバの負荷軽減にもつながっている。「CPU利用率などサーバの負荷が高くなるとアラートメールが送られてくるのですが、アカマイを導入してから、このメールを受け取る頻度が明らかに下がりました。オリジンサーバのエラーが減っています」と相馬氏。これに加え、佐原氏は「負荷が軽減したため、サーバの統合も検討できます」と話す。

ミサワホームは今回のアカマイ導入により、Webの表示速度を改善し、さらにオリジンサーバの負荷軽減やトラフィック削減も実現した。この成果をもとに、データセンター内のサーバ構成を見直し、運用コスト削減をも狙うというわけだ。

さらなる品質向上に向けて
アカマイの導入から始まった意識改革は加速している。「これまで、ミサワホームのWebサイトは複数のドメインに分散していました。商品やサービスごとにWebのドメイン名が違う場合があったのですが、これらのドメインの統合を進めています」と原氏。相馬氏は「様々な見直しを続けるなかで、バラバラだったドメインも効果的に統合しようという話に発展したのです」と続けた。

同社では、Webサイトのセキュリティ強化とさらなる高速化に向け、常時SSL化およびHTTP/2の採用を検討しているという。

それだけではない。同社は今後、オンプレミスとクラウドのハイブリッド化が進むのにともなって複雑化するセキュリティも、アカマイのクラウドセキュリティを用いて包括化を検討していく。「こういった取り組み全体が、コンテンツのスピーディな更新につながり、お客様へのサービス向上に結びつくと思っています」と佐原氏は締めくくった。


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