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Pricelineのロゴ

所在地

米国、コネチカット州ノーウォーク
www.priceline.com

業種

主な効果

  • 重要リソースへの安全なアクセスを確保
  • アクセス制御コストを大幅に削減
  • 技術担当者がリモートアクセスを有効にする必要性を軽減
  • DNS名管理と負荷分散を大幅にシンプル化
  • ゼロトラスト・ビジョンの導入

Pricelineは当初、安全でシンプルなリモートアクセスを可能にするためにAkamai Enterprise Application Accessを活用しました。2020年初頭、従業員の多くが在宅勤務に切り替わると、このソリューションは非常に価値のあるものだとわかりました。

Akamaiは世界中の企業に、この新たな現実を体験するためのサポートを提供しています。Akamaiの事業継続性サポートプログラムの詳細はこちらをご覧ください

重要なリソースに安全かつ効率的にアクセスできる環境を提供

Booking Holdings Inc傘下のPricelineは、オンライン旅行業界のトップ企業です。Priceline.comは、ホテル、航空券、レンタカー、パック旅行、クルーズなどの費用をスマートかつ簡単に節約できる旅行者向けサービスを提供しています。

Booking Holdingsの従業員は世界全体で約30,000人、Pricelineは約1,000人です。特別なプロジェクトに参加する業務委託先を含め、従業員が分散している企業の常として、Pricelineでは社内ネットワーク上でアプリケーションとデータへの安全なアクセスを確保する必要があります。しかも、同社は従来のVPNソリューションよりも優れたソリューションを求めていました。

Pricelineの当時のPrincipal Server Engineer、Joe Dropkin氏は、「従業員が効率的に働けるためのリソースを提供する、というのが当社の方針ですが、必要なアプリケーションやデータのみにアクセスを制限する必要がありました」と述べています。

従来型VPNの欠点を克服する

Pricelineでは、業務に必要なあらゆるPricelineソフトウェアが設定されたノートPCをテレワーカーに支給し、社内ネットワークにVPN接続できるようにしています。Dropkin氏が入社してから15年の間に、同社は3種類のVPNソリューションを使用してきました。1番目はフルトンネル方式、2番目はスプリットトンネル方式、そして最も新しいソリューションは、その2つを組み合わせたハイブリッド型です。

フルトンネル方式ではすべての社内リソースにアクセス可能ですが、クラウドベースのアプリケーションに移行しつつあるPricelineには、そこまで高度なアクセスは必要ありません。スプリットトンネル方式では、必要なリソースのみにアクセスを制限することができますが、簡単に不正操作できるという欠点があります。つまり、リモートユーザーが本来アクセスを許可されていないリソースへのアクセス権を取得してしまうリスクがあります。

同社は特定のアプリケーションへのアクセス権の付与に、Citrixも使っていました。残念ながら、この場合、ユーザーは必要なデータにアクセスする際、アプリケーションを自由に選択することができません。

Dropkin氏は、企業データのセキュリティ確保はアプリケーションレイヤーとゲートウェイレイヤーで行うべきだという考えを持っています。「すべてのユーザーが社内データのセキュリティ確保に協力してくれると期待するのは現実的ではありません。アクセスを許可されていないアプリケーションやデータにユーザーがアクセスできなくなるような措置を施す必要があります」。

Enterprise Application Accessでクラウド中心の環境へのニーズに対応

Dropkin氏はオプションを比較した結果、ファイアウォールを個別に設定したCitrix環境を、ツールによるきめ細かいアクセス制御で補完する案を即座に除外しました。「この方法だとコストがかかりすぎていたでしょう。個々のCitrixライセンス、アクセス制御ツール、Active Directoryライセンスのコストに加え、社内のネットワークエンジニアがファイアウォールルールを維持するための人件費も必要になります」。

Pricelineのアイデンティティアクセス管理ベンダーは、社内/社外両方のアプリケーションにアクセスするための機能の開発を計画するのではなく、AkamaiのEnterprise Application Access(EAA)の導入をDropkin氏に提案しました。

そこで概念実証(POC)を実施したところ、Dropkin氏はEAAから得られるメリットをはっきりとイメージすることができました。EAAのユーザー接続をプロキシするだけでなく、Pricelineのネットワーク全体を保護でき、しかも各ネットワークリソース上にエージェントを必要としない点もDropkin氏は高く評価しました。また、アウトバウンド接続を使用するため、ファイアウォールを経由してインバウンド接続を行う必要がない点にも良い印象を受けました。最後に、導入の容易さにも魅力を感じたのです。

以前は、内部/外部リソースにそれぞれ外部DNS名を指定しなければなりませんでしたが、今ではEAA Adminコンソールで簡単に対応することができます。「コネクターを設定するだけで、わずか数分で新しいアプリケーションを展開することができます。しかも、DNSやインフラ、ネットワークを担当する同僚たちの手を煩わすこともありません」。また、テレワーカーにEAAクライアントをダウンロードさせるか、オンラインバージョンを使わせるかを選択することもできます。

ゼロトラスト・ビジョンの導入

EAAの導入により、Pricelineはテレワーカーに社内リソースに効率的にアクセスできる環境を提供できるようになりました。「$2,500もするノートPCに社内ソフトウェアを設定してテレワーカーに支給する必要がなくなりました。軽量なAkamaiのクライアントでは、社内環境へフルトンネル方式で接続する必要がないので、帯域幅を節約できます。同時に、必要なリソースにアクセスする際のセキュリティを強化することもできます」。

実際、Citrix環境が効率化され、物理サーバーや環境維持に必要な運用のオーバーヘッドなど、その他のリソースが不要になるとともに、アクセスの提供方法もきわめてシンプルになりました。「Active Directoryグループにアプリケーションを1つずつ割り当てることができるので、ヘルプデスク担当者は、ユーザーを関連グループに追加するだけで正しいリソースへのアクセス権を付与できます。ユーザーではなくデータを制御する方がはるかに安全です」と、Dropkin氏は述べています。

同氏によると、さらに思いがけないメリットは、Akamaiネットワークをグローバルな負荷分散に使えることです。「当社ではDNS名のために別途、負荷分散サービスを利用する必要はありません。Akamaiが常に利用可能なリソースを見つけてくれるので、当社のリソースが一部停止しても、こちらでDNSレコードをアップデートする必要がないのです」。

将来的に、Dropkin氏はPricelineの全従業員が適宜EAAを使って必要なリソースにアクセスできる環境を提供したいと考えています。「今後、各従業員が適切かつ必要なリソースにタイムリーにアクセスできるゼロトラスト・モデルへの移行を進めていきます。Akamai EAAでそのビジョンを実現します」と、Dropkin氏は締めくくっています。

Pricelineについて

Booking Holdings Inc(NASDAQ:BKNG)傘下のPricelineは、旅行業界における世界的リーダーです。Pricelineは、ホテルや飛行機、レンタカー、クルーズ、パック旅行を特別割引価格で提供しています。登録施設は100万以上にのぼり、旅行者は希望の価格に応じて最適な宿泊施設を探すことができます。価格交渉は毎日行っており、Pricelineアプリにベストプライスを掲載しています。多くの価格帯で無料キャンセルを設定しているほか、24時間のカスタマーサポートや前払いと現地払いが選べる支払いオプションをご用意し、数百万人の旅行者が現地でかけがえのないひと時を過ごせるようお手伝いします。当社にとっては、旅行者一人一人が大切なお客様です。

Akamaiについて

Akamaiは、AIが推進する世界の力となり、守るクラウドカンパニーです。当社のクラウドプラットフォームは、コアからエッジまで高性能なクラウドコンピューティングを提供し、次世代のAIアプリケーションの構築と拡張を可能にするとともに、包括的な多層防御によって、進化し続けるサイバー脅威から企業を保護します。詳細については、akamai.comおよびakamai.com/blogをご覧いただくか、XやLinkedInでAkamai Technologiesをフォローしてください。

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