AkamaiがLayerXを買収へ、あらゆるブラウザ上でAI利用の制御を強化。 詳細を見る
PRESS RELEASE

Akamai、NVIDIAとの協業でAIファクトリー内部にセキュリティを実装

Akamai Guardicore SegmentationとNVIDIA DOCAが、NVIDIA Vera BlueField-4 STX上で、AIファクトリーのデータ、コンテキストメモリ、およびエージェント型AIワークロードに対するリアルタイムのゼロトラスト制御を可能に

Japan — Tokyo | June 29, 2026

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Akamai(NASDAQ:AKAM)は、NVIDIAと連携し、AIエージェントが普及するエージェンティック時代の基礎となる高度なセキュリティアーキテクチャをAIファクトリーに導入します。

AkamaiとNVIDIAは、セキュリティ面の連携を拡張し、NVIDIA DOCAソフトウェアプラットフォームを基盤とするNVIDIA Vera BlueField-4 STXストレージアーキテクチャにAkamai Guardicore Segmentationを組み入れることを発表しました。この連携は、ゼロトラスト・アーキテクチャのレイヤーをAIファクトリー自体に組み込むことで、データ、コンテキストメモリ、自律型エージェントを保護することを目的としています。

この画期的なセキュリティ統合により、AIファクトリーの運用者は、AIワークロードが依存するGPU、CPU、またはストレージの処理サイクルに負荷をかけることなく、アクセラレーテッドコンピューティングの高速性を維持しながら、ワークロードを認識したセグメンテーションを適用し、エージェントのふるまいを監視し、脅威をインフラストラクチャ層で封じ込めることができます。

AkamaiのEnterprise Security担当Senior Vice President、Ofer Wolfは「AIファクトリーは企業にとって極めて重要な資産になりつつあり、特に最新のフロンティアLLMを悪用したサイバー攻撃がそのスピードと規模を増大させていることから、脅威の封じ込めを前提に設計される必要があります」「クロックサイクルが重要な環境において、従来のホストベースのセキュリティツールは、サーキット上のスピードバンプ(減速帯)のように速度低下の要因になってしまいます。ワークロードを認識するセグメンテーションをNVIDIA Vera BlueField-4 STXおよびNVIDIA DOCAに移行することで、AIワークロード本来のスピードでゼロトラストを適用し、脅威がハイパフォーマンスな環境に拡散する前に、封じ込められるよう支援します」」と述べています

また、NVIDIAのNetworking担当Senior Vice President、Kevin Deierling氏は「データはエージェンティックAIファクトリーの基盤であり、自律的な意思決定を支えるインテリジェンスの源泉です。企業にとってこれまで以上に堅牢な保護が重要になっています」「Akamai Guardicoreエンタープライズ・セキュリティ・プラットフォームとNVIDIA Vera BlueField-4 STXは、インフラファブリックにゼロトラストの保護レイヤーを直接組み込み、AIワークロードの大規模な通信をインテリジェントに制御することで企業データを保護します」と述べています。

高速処理で実現するセキュリティ

AIファクトリーは、セキュリティ対策が追いつかないほどの速さで構築されています。これまで、AIのスピードとAIのセキュリティの間にはトレードオフが存在していました。しかし、もはやそのような妥協は許されません。

AkamaiとNVIDIAの統合の拡張は、両社が今年2月に発表したアーキテクチャ合意に基づいて実現したもので、このトレードオフを解消するために設計されています。

Akamai Guardicore Segmentationは、世界最大規模かつ最も機密性の高い組織を保護しており、データセンター、クラウドインフラ、Kubernetesクラスター、エッジシステムを含むハイブリッド環境全体でワークロード、アプリケーション、およびデータがどのようにやり取りしているかを継続的にマッピングするインテリジェンスレイヤーを提供します。ポリシーは、静的なネットワークアドレスではなく、ワークロードのアイデンティティ、アプリケーションのコンテキスト、およびランタイムでのふるまいに基づいて定義されます。AIワークロードのライフサイクル全体を可視化することで、異常なパターンや機微な情報への不正アクセスを明らかにします。

NVIDIA DOCAを介してプログラム可能なNVIDIA Vera BlueField-4 STXは、シリコン上で脅威検知レイヤーと適用レイヤーを構築します。セキュリティポリシーは、ホストではなくインフラストラクチャファブリック内のデータパスに、ラインスピードで適用されます。そして、ワークロード自体に近い場所でポリシー適用が行われるようになります。そのため、AIファクトリーが依存するGPU、CPU、ストレージプロセッサーの処理を阻害することはありません。2層のレイヤーが連携して、アイデンティティベースのゼロトラストを、追加製品ではなくインフラストラクチャそのものの特性として確立します。

統合の仕組み

この統合ソリューションは、ポリシーの適用に先だって、インテリジェンスを得る必要があるという原則に基づいて運用されます。

  • 可視性

Akamai Guardicore Segmentationは、データセンター、クラウド、Kubernetes、エッジシステム間の通信関係を継続的にマッピングします。エージェントレスのアーキテクチャにより、トレーニングパイプライン、推論サービス、データ・インジェスト・システム、オーケストレーションプラットフォームを含むAIワークロードを、それらに干渉することなく監視します。

  • ポリシー

ワークロードのアイデンティティ、アプリケーションのコンテキスト、およびランタイムでのふるまいを用いて、明示的な通信コミュニケーションポリシーを定義します。例えば、プリプロセッシングノードはデータセットおよびトレーニングサービスにアクセスできますが、その範囲を超えたアクセスはできません。研究環境は、本番環境の推論から明確に分離されます。ポリシーの境界を損なうことなくポッドをスケーリングし、サービスを進化させることが可能です。

  • 適用

NVIDIA DOCAは、これらのポリシーを、BlueField-4が内蔵するシリコンのデータパスにラインスピードで適用します。セグメンテーション、テレメトリー、異常検知、感染したシステムの分離などのセキュリティ機能は、ホストではなくインフラファブリック内で実行されます。

  • 封じ込め

ワークロードが侵害された場合でも、その影響範囲は環境内の小さく特定されたセグメントに制限されます。AIファクトリーの残りの部分は中断なく動作し続けます。

 

提供開始時期

NVIDIA BlueFieldおよびNVIDIA DOCAと統合されたAkamai Guardicore Segmentationは、2026年後半に、AIファクトリーでのワークロード認識型セグメンテーションの実装向けに提供開始される予定です。また、AkamaiとNVIDIA Vera BlueField-4 STXの統合ソリューションは、2027年前半にストレージおよびインフラ・パートナー・プラットフォームで提供開始予定です。


Akamai について

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